こんにちは!ジャスミンです。
「熱中症にならないように、とにかく水をたくさん飲めば安心」
そう思っていませんか?
実は私も以前、「水は多ければ多いほど良い」と信じていたひとりです。
でもある日、それが原因でめまいやしびれなどの不調に襲われたことがありました。
今回はその体験を踏まえて、「水分摂取の落とし穴」と「安心して夏を乗り切るための工夫」についてまとめます。
熱中症と脱水のちがい

まず整理しておきたいのが、「熱中症」と「脱水症」の関係です。
熱中症とは
暑さによって体温調節がうまくいかず、体内に熱がこもってしまう状態です。
体は汗をかくことで熱を逃がそうとしますが、水分や塩分が不足すると調整が難しくなり、めまい・頭痛・吐き気・倦怠感などの症状が出ることがあります。
脱水とは
水分と同時に、ナトリウムなどの電解質が不足した状態です。
脱水が進むと、体は汗をかいても熱をうまく逃がせず、熱中症のリスクが高まるとされています。
私が体験した水の飲みすぎエピソード
「とりあえず飲み溜めしておけば大丈夫!」と当時の私は本気で思っていました。笑
その考えが間違いだったと痛感した出来事を、ここで少しお話しします。
ファミレスでの「水分ストック」事件
ある夏の日、友人とファミレス「ジョナサン」に行ったときのことです。
「熱中症にならないように、今のうちに水分をたくさんとっておこう」と思い、ドリンクバーでお茶や紅茶、抹茶ラテを次々とおかわりしていました。
気がつけば、なんと合計13杯も飲んでいたのです(^_^;)
その日の夜は体がなかなか落ち着かず、眠りが浅かったうえに、何度もトイレに起きることに。
「ちょっと飲みすぎたかな」と思いながらも、特に深刻には考えずそのまま眠りました。
ところが翌朝、めまいや体のだるさが抜けず、「これは熱中症?それともパニック?」と混乱するほどの不調が起こってしまったのです。
以降、ドリンクバーではカフェインを含む飲み物は3〜4杯までにとどめ、それ以降はノンカフェインのお茶や水に切り替えるようにしています。
「1Lがぶ飲み」と体調不良
もともと私はこまめに水分補給する習慣がありますが、朝起きてすぐや外出前などは、「出先で水分が足りなくなったら大変」と思い、一度に多く飲んでしまうことがありました。
この日も「昨日の水分がまだ足りていないかもしれない」と考え、起きてすぐに約1リットルの水を一気に飲み干していました。
すると、出かける準備をしている途中から体に違和感が出始め、軽い立ちくらみのような感覚があり、少し気分も悪くなってきたのです。
そのとき初めて、「水分は量だけでなく、一度に飲む量や塩分とのバランスも大切なんだ」ということを、身をもって痛感しました。しました。
朝起きてすぐに水を飲むときも、一気に飲まず200〜300mL程度からスタートするようにしました。1時間あたりの水分摂取量は500ml程度を目安とし、尿の色を見て体が必要としているかどうかを確認 するように。
水分過多だった時の対処法
水分過多の状態だった時に、私が実際にした対処法は2つあります。
1つ目は、慌てながらも、まずは水だけを飲むのをやめて、麦茶に塩をひとつまみ加えたものを少しずつ口にしました。
2つ目は、呼吸が浅くなっていたので、「4秒かけて吸って、6秒かけて吐く」深呼吸を繰り返し、体を落ち着けるように意識しました。
少し症状が落ち着いてきた後、その日の食事の際には味噌汁を飲み、外出をする際には塩飴をなめて塩分を補給することを意識したところ、30分〜1時間ほどでめまいは少しずつ落ち着いていきました。
熱中症なのか、脱水なのか、自律神経の乱れや水分の摂りすぎによるものなのか──自分で正確に判断するのは正直とても難しいと感じます。
私の場合は「水分を摂りすぎたかもしれない」という自覚があったため、今回のような対処で落ち着きましたが、原因が分からないときや症状が続くときは、自己判断せず医療機関を受診することが安心につながると思います。
まとめ
この体験は、私にとって「水の飲み方」を根本から見直すきっかけになりました。
今では、「たくさん飲む」ではなく、「体のサインを見ながら、こまめに・バランスよく飲む」ことを心がけるように。
同じように「水はとにかく飲めば大丈夫」と思っている方に、私の体験がヒントになればうれしいです。
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