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PMSにピルは効く?知っておきたいポイント

ピル 健康・暮らし

こんにちは、セルフケア研究家のジャスミンです!
10年以上、胃や体の不調に悩んできましたが、生活習慣を整えることで年間300日以上を快適に過ごせるようになりました。

女性特有の体の不調やホルモンバランスのゆらぎに向き合う中で、よく聞かれるテーマのひとつが「低用量ピル」です。

maikaさん
maikaさん

ピルって避妊以外の効果もあるって本当でしょうか?
最近ピル処方のCMでも見かけるようになって、服用している人が多いように感じます。

ジャスミン
ジャスミン

確かに避妊のイメージが強いですが、ホルモンバランスを整える目的で処方されるケースもあります。
今回は、私の体験談や一般的に知られている情報をもとに、低用量ピルの基本をわかりやすく整理します。

ピルの基本的な仕組みや種類、避妊以外の目的、副作用や注意点を理解し、自分の体やライフスタイルに合った判断のヒントが得られます。

今回の記事でわかること
  • 低用量ピルの仕組みと種類の違い
  • 避妊以外で処方される主な目的(PMS・生理痛・肌荒れなど)
  • 飲み方・副作用・注意点
  • 服用を検討するときの考え方

生理痛やPMSに悩んでいる方、ピルに興味があるけれど不安がある方、薬以外の方法も含めて自分に合う選択肢を知りたい方におすすめです。


ピルとは

ピル(経口避妊薬)とは、女性ホルモンを少量ずつ配合した薬のことです。
「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類のホルモンが、排卵を抑えたり、子宮内膜を変化させたりすることで、避妊効果をもたらすとされています。

正しく服用すると高い避妊効果が得られるとされ、世界的にも多くの人が利用しています。
ただし、ピルは避妊薬というよりも、ホルモンバランスを整える薬として使う人も多いのが特徴です。


一般的に言われているピルの効果

生理痛による腹痛

多くの人が「ピル=避妊」というイメージを持っていますが、実際には次のような体調面の変化を感じる人もいるようです。

  • 月経周期が安定する
  • 生理痛が軽くなる
  • 経血量が減る
  • PMS(月経前症候群)のイライラや頭痛が軽くなる
  • ニキビや肌荒れが落ち着くことがある

これらはあくまで「そう感じた人がいる」という範囲の話であり、効果の感じ方には個人差があります。


ピルの種類

一般的に、「低用量ピル」と呼ばれるものにはいくつかの種類があります。

一相性ピル

21錠すべてが同じホルモン量で構成されているタイプ。
毎日同じタイミングで飲めばいいので、比較的扱いやすいとされています。

三相性ピル

ホルモン量が段階的に変化するタイプ。
体の自然なリズムに近いとされる一方で、順番を間違えると効果に影響が出る場合もあるため注意が必要とされています。

超低用量ピル

ホルモン量をさらに少なくしたタイプで、体への負担を減らす目的で処方されることもあります。
ただし、これも体質との相性が大きく関わります。


ピル服用の懸念点

メリットがたくさんあるピルですが、服用する際には理解しておかなければならないこともいくつかあります。

副作用として知られていること

服用初期には、ホルモンバランスの変化によって以下のような症状を感じる人もいるようです。

  • 吐き気や頭痛
  • 胸の張りやむくみ
  • 気分の変動
  • 不正出血

多くは一時的なものとされ、1〜2ヶ月ほどで落ち着くこともあります。
ただし、まれに血栓症のリスクがあるとされており、特に喫煙者や40歳以上の人は注意が必要とされています。

副作用の感じ方は個人差が大きく、「全く問題なかった」という人もいれば、「合わなかった」という人もいます。定期的に医師に相談しながら続けるのが安心です。


ピルの飲み忘れと対処法

ピルは毎日決まった時間に服用することが大切とされています。
飲み忘れた場合は、気づいたタイミングですぐに1錠服用し、以降は通常通り続ける方法が一般的に案内されています。
ただし、飲み忘れの期間が24時間を超える場合は、避妊効果が下がる可能性も指摘されているため、服用ガイドや医師の指示を確認するようにしましょう。


ピルと不正出血

服用初期に見られる「不正出血」は、多くの場合、体がホルモン量の変化に慣れていないサインとされています。
数ヶ月で落ち着く人が多いようですが、長く続く場合は別の種類のピルに変更されることもあります。


生理をずらす・こない場合について

ピルは「生理をずらしたいとき」に利用されることもあります。
旅行や試験、イベントのタイミングに合わせて、生理開始を調整するケースもあるようです。
一方で、服用を始めた直後に「生理が来ない」と感じることもありますが、これもホルモンの影響で一時的な場合が多いといわれます。

ただし、「妊娠の可能性があるかも」と思う場合は、早めに検査を受けるのが安心です。

ピルの処方について

続いて、ピルについてどこに相談すればいいか、どこで処方して貰えば良いかについて。

病院へ行って処方してもらう

産婦人科や婦人科で診てもらい、自身のPMSの症状について相談をして医師の判断で処方してもらいます。
子宮の検査等を実施する場合もあるので、もし事前に健康診断で子宮頸がんの検査等を実施していれば、健康診断の結果を持参するといいかも。


オンライン診療で処方してもらう

近年は、オンライン診療でピルを処方してもらう人も増えています。
アプリやWebで問診を受け、自宅に郵送してもらえるため、忙しい人でも続けやすいと感じる人が多いようです。
ただし、定期的な健康チェック副作用の確認は欠かせません。
血圧測定や医師との相談を並行して行うのが安全です。


保険適用の範囲

一般的に、避妊目的でのピルは自費診療ですが、
月経困難症やPMSなどの治療目的の場合は、医師の診断により保険適用となることがあります。
費用は処方内容や薬の種類によって異なり、目安として1ヶ月分で1,000〜3,000円程度といわれています。


服用をやめた後

ピルをやめたあと、数週間〜数ヶ月で自然な月経が再開する人が多いようです。
ただし、もともとのホルモンバランスに戻るまで時間がかかる場合もあります。
「やめた途端に肌荒れが戻った」「生理痛が再発した」という声も聞かれますが、これも体質による違いです。


ピルとの上手な付き合い方

低用量ピルは、「飲めばすべて解決」ではなく、自分の体調を見ながら調整していく薬です。
実際に服用している人たちは、次のような工夫をしているようです。

  • 服用時間をスマホのアラームで固定
  • 不正出血が続くときは早めに医師に相談
  • 自分に合うピルを探す
  • 無理せずやめるタイミングも決めておく

ピルは「ホルモンを整えるパートナー」として、上手に付き合うことで体調管理の一助になることもあります。


まとめ

低用量ピルは、避妊だけでなく、月経トラブルやホルモンバランスのサポートなど、幅広い目的で利用される薬です。
ただし、どんな薬にも合う・合わないがあります。
SNSや口コミの情報に左右されず、信頼できる医師・クリニックでの相談を通じて、自分に合った方法を見つけることが大切です。

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そのために、まずは自分の体調を整えることから。

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■参照文献

日本産科婦人科学会
ルナルナ 低用量ピル特集

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