ドライヤーの熱が原因？頭皮のかゆみと乾燥・皮脂バランスの話

こんにちは、セルフケア研究家のジャスミンです！
10年以上、胃や体の不調に悩んできましたが、生活習慣を整えることで年間300日以上を快適に過ごせるようになりました。

季節の変わり目やストレスが続く時期に、頭皮がムズムズかゆくなったり、フケが気になったりすることはありませんか？
私も以前、しっかり洗っているはずなのにかゆみが続き、「シャンプーが合わないのかな？」と悩んでいたことがあります。

頭皮のかゆみの原因として意外と見落とされがちな「乾燥」と「熱ダメージ」の関係が理解でき、日常でできるケア方法がわかります。

頭皮のかゆみやフケが気になる方、洗っても改善しない不快感に悩む方、髪や頭皮をやさしく整えたい方におすすめです。

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かゆみの原因①：皮脂の影響

皮膚科ではよく、「かゆみの原因は皮脂や老廃物が頭皮に残っているから」と説明されます。
確かに、シャンプーの泡立て不足やすすぎ残しは、毛穴詰まりや炎症を引き起こす原因です。

特に、

• ワックスやスタイリング剤をよく使う
• 洗う時間が短い
• 夜シャンプーせず寝ることがある

こうした習慣があると、皮脂や角質が酸化して炎症につながりやすくなります。
このタイプの人は、「スカルプ系」や「薬用フケ・かゆみ対策」シャンプーが効果を発揮しやすいです。

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かゆみの原因②：乾燥の影響

一方で、私のように「どちらかというと乾燥肌寄り」な人は、
皮脂が少なくてもかゆみが出ることがあります。
これはいわば**“乾燥過多”**の状態。

頭皮は顔や体と同じく、水分と皮脂のバランスが大切。
洗浄力の強いシャンプーや熱すぎるお湯、長時間のドライヤーなどでバリア機能が壊れると、
わずかな刺激にも反応してムズムズ・ピリピリを感じるようになります。

とくに冬や冷暖房の季節は、乾燥性のかゆみが増える傾向があります。

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見分け方のヒント：「乾燥」か「皮脂詰まり」か

明確に区別するのは難しいのですが、目安として以下を参考にしてください。

状態	乾燥性かゆみ	皮脂・汚れによるかゆみ
フケ	白く細かい粉状	黄色く湿ったフケ
手触り	カサついてつっぱる	ベタつき・重い感触
タイミング	洗った直後や日中	夜や翌朝、時間が経つと
見た目	赤みや粉吹き	毛穴詰まりやテカリ
対策	保湿・低刺激	スカルプ洗浄・薬用シャンプー

もし「どちらかわからない」ときは、
・1週間ほど保湿系シャンプーで様子を見る
・改善しない場合はスカルプ系に切り替える
この“試験的ローテーション”が有効です。

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ドライヤーの熱は「乾燥＋炎症」のWリスク

お風呂上がり、濡れたまま放置するのもよくないですが、
近距離で高温のドライヤーを長時間当てるのも、実はかなり危険。

熱が引き起こす頭皮トラブル

• 水分の蒸発 → 乾燥が進む
• バリア膜が壊れる → かゆみ・赤み
• 皮脂が過剰に減る → フケ・刺激
• 神経が過敏になる → ムズムズ感

私は以前、早く乾かそうとしてドライヤーを至近距離で当てていた時期がありました。
その頃は毎晩、寝る前に頭皮がかゆくなり、掻いてしまうことも…。
でも、ドライヤーを30cm以上離して中温モードに変えたら、2週間ほどでかゆみが軽くなりました。

かゆみを防ぐドライヤー習慣

頭皮が乾燥しやすい人におすすめの乾かし方はこちら。

1. タオルでしっかり水分を吸い取る（摩擦はNG）
2. 風は30cm以上離して当てる
3. 温度は中温（60〜80℃）に設定
4. 頭皮ではなく髪をめがけて風を送る
5. 仕上げは冷風で頭皮をクールダウン

風量の強いドライヤーを使うと、低温でも早く乾くのでおすすめです。

私が今まで使っていたものは、温風か冷風しかなかったですが、
最近は「ナノケア」や「ReFa BEAUTECH DRYER SMART」など、温度自動制御タイプも増えています。

私が自宅で使っているのはこちら。コンパクトで場所を取らないのも嬉しいです。

こちらは実家で使っています。ReFaとの風量の強さの違いは、大きくは感じませんでした。

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頭皮の保湿ケアも取り入れてみる

シャンプー・ドライヤーだけで完全に乾燥を防ぐのは難しいので、
頭皮用保湿ミストやローションを週1〜2回使うのもおすすめです。

• ミノン 薬用スカルプローション
• キュレル 頭皮保湿ローション
• 無印良品 頭皮用美容液（敏感肌用）

洗顔後に化粧水をつけるのと同じように、
「お風呂後は頭皮にも保湿を」という感覚でケアしてみてください。

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まとめ

• かゆみの原因は「皮脂の詰まり」だけでなく、「乾燥過多」も多い
• ドライヤーの熱は乾燥＋炎症の引き金になる
• 保湿系シャンプー＋低温ドライ＋頭皮保湿でバランスを整えよう

頭皮も「肌の一部」。
洗う・乾かす・保湿するという基本を整えることで、
驚くほどかゆみが減ることがあります。

焦らず、1〜2週間かけて頭皮の反応を観察してみてくださいね。

■参照文献

• 花王「キュレル 頭皮保湿ケア」公式サイト
• 第一三共ヘルスケア「ミノン 薬用ヘアケア」
• 資生堂 dプログラム 公式サイト
• 日本皮膚科学会「皮脂分泌と頭皮トラブル」