こんにちは!ジャスミンです🌿
突然ですが、スーパーやコンビニで食品を選ぶとき、原材料表示の中で「トレハロース」という言葉を見かけたことはありませんか?
私も最初は「なんだか人工的なものっぽい…体に悪いのかな?」と不安に思ったことがあります。
でも調べてみると、実は私たちの身近な食品によく使われている成分で、正しい知識を持っていれば不安に感じすぎる必要はないことがわかりました。
そこで今回は、トレハロースの正体や体への影響、安全性について、できるだけわかりやすくまとめてみました。
食品添加物に関しては、ほかの記事でも詳しくまとめています。興味があればこちらの記事もぜひ参照してみてください。
今回の記事では、トレハロースの正体や安全性、そして実際に気をつけた方がよいポイントを科学的な視点でわかりやすく解説します。
トレハロースとは?
トレハロースは、二つのブドウ糖が結合してできた糖の一種です。きのこや海藻、酵母など自然界にも広く存在しており、もともと天然に含まれる成分です。
ほんのりとした甘さが特徴で、砂糖の約半分ほどの甘さしかないんだとか。そのため、低甘味・低カロリーの糖として注目されており、冷凍食品やお菓子、調味料など、身近な食品にも多く使われています。

食品で使われる理由
トレハロースは、食品の品質を保つために使われることが多い成分です。
加熱や冷凍に強く、食感や風味を保つのに役立ち、さらに変色や乾燥を防ぐ働きや食品を見た目よく長持ちさせる効果もあります。
また、味をまろやかに整える作用があるため、苦味やえぐみを和らげる目的でも利用されます。このため、冷凍食品やお惣菜、スイーツなど、幅広い加工食品で活用されています。
トレハロースは体に悪い?
結論から言うと、一般的な食品に含まれる量であれば問題ありません。
体内では消化酵素によってブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。日本をはじめ、欧州食品安全機関(EFSA)など世界各国の公的機関でも食品添加物としての使用が認められており、通常レベルでの摂取で健康被害が出ることは報告されていません。
注意したいポイント
安全性は高いものの、いくつか気をつけたい点もあります。
一度に大量に摂取すると、腸内に水分が集まりやすくなり、お腹がゆるくなることがあります。汗
また、トレハロース自体が体に悪いわけではありませんが、加工食品に多く含まれているため、知らないうちに糖質を摂りすぎる原因になることもあります。
さらに、一部の研究では、特定の腸内環境下でトレハロースが関与する可能性が指摘されています。ただし、これは通常の食品レベルでの摂取では大きな問題にはならないと考えられているそうです。
健康的に付き合うために
トレハロースを無理に避ける必要はありませんが、食品表示を確認する習慣を持つと安心!
大切なのは、トレハロースの有無そのものよりも、加工食品に偏らないバランスの取れた食生活を意識することです^^
まとめ
トレハロースは、身近な食品でよく使われる成分ですが、通常量であれば過剰に心配する必要はありません。
「トレハロース=危険」と決めつけるよりも、日々の食生活全体を見直し、栄養バランスを整えることが健康的な選択につながります。
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■参照・参考文献
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