喉が乾燥しているときの食べ物とケア方法

こんにちは、セルフケア研究家のジャスミンです！
10年以上、胃や体の不調に悩んできましたが、生活習慣を整えることで年間300日以上を快適に過ごせるようになりました。

秋冬や季節の変わり目になると、朝起きたときに「なんだか喉がイガイガする」「声がかすれる」と感じること、ありませんか？
乾燥した空気や暖房の影響で喉がダメージを受けやすくなり、放っておくと炎症や風邪の原因になることもあります。

maikaさん

最近、喉が乾燥して咳が出やすくなって…。何を食べたらラクになりますか？

ジャスミン

わかります。私も同じように喉の乾燥でつらい時期がありました。
今回は、喉が乾燥しているときにおすすめの食べ物や、日常でできるケア方法を紹介します。

喉が乾燥する原因や、食事・生活習慣でできる簡単なケア方法がわかります。

今回の記事でわかること

喉のイガイガや声のかすれが気になる方、乾燥の季節を快適に過ごしたい方、自然な方法で喉を守りたい方。

そもそも喉が乾燥する原因は？

喉の乾燥は、外的要因と内的要因の両方が関係しています。

喉の粘膜はとてもデリケートで、乾燥によってダメージを受けやすくなります。そのため、粘膜を保護し、潤いを補う食べ物を意識することが大切です。

私が実際に喉に違和感を感じた時に食べている食べ物をご紹介。

はちみつは天然の保湿剤といわれるほど、喉の乾燥ケアに優秀な食材です。
抗菌作用があり、粘膜の修復もサポートしてくれます。スプーン一杯をそのまま舐めたり、ぬるめのお湯に溶かして飲むと◎。
※熱湯に入れると酵素が壊れてしまうため、50℃以下がおすすめです。

大根には「アミラーゼ」や「オキシダーゼ」などの酵素が含まれており、喉の炎症をやわらげる働きがあります。
すりおろして「はちみつ大根」にすると、昔から民間療法として親しまれています。
冷蔵庫に常備しておけば、喉のイガイガを感じたときにすぐ作れるお助け食材です。

れんこんのネバネバ成分「ムチン」は、喉や鼻の粘膜を守り、ウイルスの侵入を防ぐといわれています。
すりおろして汁ごとスープに入れたり、すまし汁にして飲むのもおすすめ。
喉がカサつく季節には、温かいれんこんスープで内側から潤いを補いましょう。

しょうがには血行を促進する作用があり、喉の違和感をやわらげます。
ただし、辛味成分が強いので喉が痛むときには控えめに。
お湯にはちみつとスライスしょうがを入れた「はちみつ生姜湯」なら、体も喉も同時に温めてくれます。

消化が良く、喉にやさしい温かい食事は乾燥時の定番。
特に卵スープやおかゆは、体を温めながら必要な栄養を無理なく摂れます。
「温かくてやわらかい」がキーワードです。熱すぎない温度でゆっくり食べましょう。

刺激が少なく、良質なたんぱく質を補給できる豆腐も喉にやさしい食べ物。
湯豆腐やあんかけ豆腐など、温かい調理法にすれば粘膜の保護にもつながります。
胃にもやさしいので、体調がすぐれない日にもぴったりです。

果物の中では、バナナやりんごが特におすすめです。
どちらもやわらかく、ビタミンCやポリフェノールが豊富で、喉の修復を助けてくれます。
りんごはすりおろして食べると、より吸収が良くなります。

喉の乾燥時には、刺激が強いものを避けることも大切です。

どうしてもカフェインを摂りたい場合は、カフェインレスコーヒーや麦茶などを選びましょう。

普段生活する中でも、意識できることはたくさんあります。

理想的な湿度は50〜60%。
加湿器がない場合は、濡れタオルを干す・湯気を発生させるなど、簡易的な方法でも効果があります。
寝るときも加湿は重要。喉が弱い人はマスクをつけて眠るのもおすすめです。

一度にたくさん飲むより、少しずつこまめに口を潤すのがポイント。
冷たい水よりも常温〜ぬるま湯が喉に優しいです。

鼻づまりや睡眠時のいびきなど、口呼吸の癖があると喉が乾きやすくなります。
マスクの着用や鼻呼吸トレーニングで改善を目指しましょう。

長時間の会話や歌唱も喉の乾燥を悪化させます。
人前で話す仕事の人は、話した後のうがい・水分補給を習慣にしましょう。