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【完全解説】血糖値スパイクを防ぐ食べ方

高GI食品 健康・暮らし

こんにちは、ジャスミンです。

食後に急に眠くなったり、甘いものを食べたのにすぐお腹が空いたりすることはありませんか?
実はこれ、「血糖値スパイク」と呼ばれる現象が関係している可能性があります。

血糖値スパイクは一時的な不調にとどまらず、長期的には糖尿病・動脈硬化・心血管疾患などのリスクにつながる可能性があるとされている重要なサインです。
今回は、血糖値スパイクが起こる仕組みや体への影響、そして今日からできる対策までを、私自身の経験も交えて詳しく解説していきます。


血糖値スパイクとは?

小麦を使ったパスタ

血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇し、その後急激に下降することを指します。
主な原因は、白ご飯・パン・麺類・お菓子・ジュースなど、糖質の吸収が早い食品を一度に多く摂取することにあります。

血糖値が急上昇すると、体はそれを下げるために「インスリン」というホルモンを大量に分泌します。
すると、今度は血糖値が急激に下がり、体が「エネルギー不足」と勘違いしてしまうのです。
この“急降下”が、眠気やだるさ、集中力の低下といった不調の原因になると考えられています。


血糖値スパイクが引き起こす日常の不調

一見「よくあること」に思えるこの現象ですが、実は私たちの体と心にさまざまな影響を及ぼします。

強い眠気・集中力の低下

食後に急な眠気を感じるのは、脳へ十分なエネルギーが届かなくなるためと考えられています。
インスリンの過剰分泌によって血糖が急降下すると、脳は一時的にエネルギー不足状態に。
その結果、午後の仕事や勉強の集中力が続かない…という状況が起こりやすくなります。

気分の乱れ・イライラ

血糖値の乱高下は自律神経にも影響を与えるとされており、イライラや不安定な気分につながることがあります。
「なんとなく落ち着かない」「無性に甘いものが食べたくなる」といった衝動も、血糖値スパイクのサインのひとつです。

過食・間食の増加

血糖値が下がると、体は「糖をもっと摂取しろ」というシグナルを出します。
その結果、食後すぐに強い空腹感が出て、間食や過食につながることも少なくありません。

血糖値スパイクが体に与える長期的なリスク

「少し眠いだけ」と軽く見てしまいがちですが、血糖値スパイクは長期的に見ると深刻な健康リスクにつながる可能性があります(°_°)膵臓への負担

血糖値を下げるために何度も大量のインスリンを分泌していると、膵臓が疲弊してインスリンの働きが鈍くなることがあります。これが糖尿病の一因となる場合があります。

血管へのダメージ

急激な血糖の上下動は血管内皮にストレスを与え、動脈硬化や高血圧のリスクを高める要因になると考えられています。

脂肪の蓄積

インスリンには、血糖を脂肪に変える作用もあります。
そのため、血糖値スパイクを繰り返すと内臓脂肪が増えやすくなり、肥満やメタボリックシンドロームの原因になることもあります。

生活習慣病のリスク

結果として、2型糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、認知機能の低下など、さまざまな生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。


血糖値スパイクを防ぐ食べ方の工夫

血糖値スパイクは、食事内容だけでなく「食べ方」を少し工夫するだけでもかなり変わると、私は実体験から感じています。
ここでは、私自身が日常生活の中で意識していて、「これを続けると体がラクだな」と思ったポイントをご紹介します。

野菜・食物繊維を先に食べる

私がまず意識するようになったのは、「最初に野菜を食べる」ことです。
食事の最初にサラダや海藻、きのこ類などをとるようにしたら、以前よりも食後の眠気が出にくくなりました。
「サラダ・海藻・きのこ類 → 主菜 → 主食」という順番は、意識すると自然と定着していきました。

主食は最後に食べる

丼ものやラーメンのような糖質中心の食事を一気に食べていた頃は、午後の眠気やだるさが強く出ていました。
今は「具材 → 汁 → 炭水化物」という順番を心がけるだけで、食後の体の重さが明らかに違います。

低GI食品を選ぶ

「同じ炭水化物でも、選び方で体の調子が変わる」と気づいたのも大きな学びでした。
白米を玄米に変えたり、パンを全粒粉にしたり、ジュースの代わりに果物をそのまま食べるようにしたら、血糖値の波が少し穏やかになった感覚があります。

タンパク質や脂質と一緒にとる

「ご飯だけ」「パンだけ」など単品で食べていたときは、すぐにお腹が空いたり、間食が増えたりしていました。
肉や魚、卵などのタンパク質を一緒に食べるようになってからは、満足感が長く続いて、自然と間食も減りました。

甘いものは「食後」に少しだけ

以前は空腹のときに甘いものを食べて、しばらくしてから急激に眠くなる…ということがよくありました。
今はデザートは食後に少しだけと決めていて、それだけでも体のだるさが軽くなったと感じています。


実際の食事例

  • 朝食:ヨーグルト+ナッツ+バナナ(ジュースより丸ごと果物)
  • 昼食:定食形式(サラダ → 味噌汁 → 主菜 → ご飯の順で食べる)
  • 間食:チョコレートではなく、無塩ナッツやチーズを少量
  • 夕食:野菜炒め → 魚や肉 → ご飯の順番で

このように「食べる順番」と「食品選び」を意識するだけで、血糖値の上下が緩やかになり、午後の眠気や集中力低下も軽減されました。


まとめ

血糖値スパイクは、

  • 食後の眠気や集中力の低下
  • 気分の乱れや過食
  • 将来的な生活習慣病のリスク

といった、見逃せない不調につながる可能性があります。
しかし、「野菜から食べる」「主食は最後にする」「低GI食品を選ぶ」といったちょっとした習慣の積み重ねで、血糖値の乱高下は大きく防ぐことができます^^


※本記事は私自身の体験と公的な健康情報をもとにまとめたものであり、特定の効果を保証するものではありません。体調に不安がある場合は医療機関へご相談ください。

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