こんにちは、ジャスミンです!
食後に急に眠くなったり、甘いものを食べたのにすぐにお腹が空く…そんな経験はありませんか?
実はこれ、血糖値が急上昇したあとに急降下する「血糖値スパイク」が関係しているかもしれません。
血糖値スパイクは一時的な不調だけでなく、将来的な糖尿病や動脈硬化のリスクにもつながる要注意サイン。汗
この記事では、血糖値スパイクが起こる仕組み、体への悪影響、そして防ぐための食べ方の工夫を徹底解説します。

血糖値スパイクとは?
血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急激に上がり、その後急激に下がることをいいます。
白ご飯やパン、甘いお菓子・ジュースなど「糖質の吸収が早い食べ物」を一度にとったときに起こりやすいのが特徴です。
体は血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンを大量に分泌しますが、その結果、血糖値が一気に下がり、エネルギー不足のような状態に…。これが眠気・だるさ・集中力低下の正体です。
血糖値スパイクが引き起こす日常の不調
血糖値の変動が日常に与える主な影響は以下の3つです。
強い眠気・集中力低下
食後に眠くなる「食後の眠気」は、血糖値が急上昇したあとに急降下することで脳に十分なエネルギーが届かなくなるのが原因です。
「午後の仕事や勉強に集中できない」という人は、この影響を受けている可能性が高いです。
気分の乱れ・イライラ
血糖値の乱高下は自律神経を刺激するため、イライラや不安定な気分を招くこともあります。
「なんとなく気持ちが落ち着かない」「無性に甘いものが食べたくなる」といった感覚も血糖値スパイクのサインです。
過食・間食の増加
血糖値が急降下すると体は「糖をもっと補給しろ!」と信号を出します。
その結果、食べたばかりなのに強い空腹感が出て、間食や過食につながるのです。
血糖値スパイクが体に与える長期的なリスク
「ちょっと眠いだけでしょ?」と軽く見られがちですが、血糖値スパイクは体に深刻な影響を及ぼします。
膵臓の疲弊
インスリンを何度も大量に分泌することで膵臓が疲れ、インスリンの効きが悪くなり糖尿病のリスクが高まります。
血管ダメージ
急激な血糖変動は血管内皮を傷つけ、動脈硬化や高血圧を引き起こす原因に。汗
脂肪の蓄積
インスリンには「血糖を脂肪に変える」作用もあるため、血糖値スパイクを繰り返すと内臓脂肪が増えやすくなります。
生活習慣病リスク
長期的には、2型糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞・認知症といった深刻な病気のリスクを高めます。
血糖値スパイクを防ぐ食べ方の工夫
血糖値スパイクを防ぐには、「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」も大切です。
野菜・食物繊維を先に食べる
サラダ・海藻・きのこ類などを最初に食べることで、糖の吸収がゆるやかになり血糖値の上昇を抑えられます。
主食は最後に
丼やラーメンなどは一気に糖質をとりがちですが、「具材→汁→炭水化物」の順番を意識すると血糖値の乱高下を防げます。
低GI食品を選ぶ
白米より玄米、食パンより全粒パン、ジュースより果物を丸ごと…といった工夫で、血糖値の上昇がゆるやかに。
タンパク質や脂質と一緒にとる
肉や魚、卵などと一緒に食べることで、糖の吸収スピードが抑えられます。
甘いものは「食後に少しだけ」
空腹時に甘いものを食べると血糖値が一気に上がります。デザートは食後に少し、が安心です。
実際の食事例
- 朝食:ヨーグルト+ナッツ+バナナ(ジュースより丸ごと果物)
- 昼食:定食形式(サラダ → 味噌汁 → 主菜 → ご飯の順で食べる)
- 間食:チョコレートではなく、無塩ナッツやチーズを少量
- 夕食:野菜炒め → 魚や肉 → ご飯の順番で
「食べる順番」と「低GI食品を選ぶ」だけで、血糖値の乱高下は大きく改善できます!
まとめ
血糖値スパイクは、
- 食後の眠気や集中力低下
- 気分の乱れや過食
- 将来的な生活習慣病リスク
につながる、見逃せないサインです。
でも、食べる順番や食品の選び方をちょっと工夫するだけで防ぐことができます。
今日から「野菜から食べる」「主食は最後に」など、小さなことから始めてみませんか?
毎日の食事で血糖値を安定させて、体も心もラクに過ごしていきましょう^^
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