こんにちは、ジャスミンです!
私は昔から胃が弱くて、食べ物には人一倍気をつけています。
揚げ物やジャンクフードは控えて、なるべく消化にやさしいものを選ぶのが習慣になりました。
そうすると、よくまわりから
「そういう食生活ってお金かかりそうだね」
と声をもらいます。
確かに、外食ではオーガニック系のお店やアサイーボウルのお店を選ぶことが多いので、ファミレスよりは少し値段が高めに感じられるかもしれません。
ただ、実際に暮らしてみると必ずしもそうではありません。
例えば胃薬を買う回数が減ったり、通院の必要がなくなったり。
「体にやさしいものを選ぶことで、結果的に余計な出費が少なくなった」というのが私の実感!
今日は、胃弱の人・胃痛持ちの人がなぜ質の良いものを選ぶのか、その理由とメリット、そして気になるお金の話についてお伝えしていきます。

一見コストがかかりそうに見える理由
胃弱の人は食べ物選びにとても敏感です。
消化にやさしい野菜や魚、豆腐などを選び、脂っこい揚げ物は控え、ときにはオーガニックや無添加の食品に手を伸ばすこともあります。
さらに、体調を支えるために漢方やサプリを取り入れる人も少なくありません。
このような傾向を見ると「普通よりも食費がかかっているのでは」と思われがちです。
なぜ質の良いものを選ぶのか
胃弱な人にとって、食べることそのものが体調管理に直結します。
消化にやさしい食材を選ぶのは、単なるこだわりではなく、快適に生活を送るための必要条件なのです。
体に合わないものを食べてしまうと、胃痛が睡眠不足や仕事への支障につながり、不調の連鎖を生んでしまいます。涙
だからこそ多少高くても、合うものや負担の少ないものを優先するのです。
質の良いものを選ぶメリット
質の良い食材を選ぶことには、短期的なメリットと長期的なメリットがあります。
短期的には、食後の胃もたれや張りを避けやすくなり、体調の揺れ幅が小さくなる感覚があります。
長期的には、常備薬や整腸薬を買う回数が減り、病院に通う頻度が下がります。
さらに、不調による欠勤や予定変更といった機会損失も減るため、結果的に大きなリターンにつながります。
実際の出費の比較
都内で平日20日働く一人暮らしを想定した1ヶ月あたりの支出について比較してみます。やすいファミレスやコンビニ飯を食べる場合と食事の際にちょっとだけ良いものを意識した場合です。今回は通院代や薬代は同じくかかるものとして省いて解説してみます。
食べたいものを優先した生活の場合
- 平日ランチ(900円 × 20回)= 18,000円
- 自炊用の食費(3,000円 × 月4回)= 12,000円
- 飲み会代(5,000円 × 月4回)= 20,000円
- その他外食費(1,000円 × 月4回)= 4,000円
- カフェの飲み物代(400円 × 10回)= 4,000円
- コンビニでのお菓子代(300円 × 10回)= 3,000円
合計すると、ひと月でおよそ 61,000円。
そのときの気分や誘いに合わせて自由に食べている分、飲み会やカフェ、お菓子代などの細かい出費が積み重なっています。
少し良い食材を取り入れる生活の場合
- 平日ランチ(1,200円 × 20回)= 24,000円
- 自炊用の食費(4,000円 × 月4回)= 16,000円
- その他外食費(1,500円 × 月4回)= 6,000円
合計すると、ひと月でおよそ 46,000円。
飲み会や間食を控える分、少し良い食材を選んでも支出は抑えられています。
比較してわかること
「食べたいものを優先した生活」と「少し良い食材を取り入れる生活」とを比べると、ひと月で約15,000円の差 が生まれます。
好きなものを自由に食べていると短期的には満足感がありますが、出費がかさみがちです。反対に、良い食材を取り入れながら飲み会や間食をコントロールすれば、健康面だけでなくお金の面でも大きな差が出るという結果に。
食生活の工夫
実際に、食べたいものを優先した場合と比べて質の良いものを意識する場合、
外食時や自炊用の食費で費用がかかるのは事実としてあります。そこで私が意識しているちょっとした工夫をご紹介します。
自炊時の工夫
外食やコンビニ飯に頼らないコツは、自炊時に考えすぎない仕組みをつくり、手間を減らすことです。
茹で鶏や野菜スープをまとめて作って冷凍しておけば、忙しい日でもすぐに食べられます。
常備すると強いのは豆腐や卵、白身魚の缶詰、乾麺のにゅうめんやうどん、梅干しや味噌などです。
これらがあれば、「おかゆと白身魚」「にゅうめんに卵と豆腐」「やわらかごはんに鶏ささみと大根おろし」といった一皿完結型の食事がすぐに整います。
胃が重い日のために、経口補水液や湯冷まし、プレーンヨーグルトやバナナを準備しておくと安心です^^
外食時の工夫
ただ、ここで誤解してほしくないのは「外食を完全にやめる必要はない」ということ。
和定食のように主食・汁物・たんぱく質がそろった形を選べば、バランスがよく胃への負担も少なくなります。
私自身も、ファミレスであれば定食メニューのある店を選んだり、飲み会では揚げ物を少しだけにして野菜を多めにするなど、できる範囲で工夫をしています。
また、ドレッシングやソースは別添にしてもらうと量を調整できるので、余分な脂や塩分を避けやすくなります。飲み物も水やお茶を基本にすれば、コストを抑えつつ胃にもやさしい食事になります。
よくある誤解への答え
健康や食事に関する話をすると、よく同じような質問を受けます。ここでは、胃弱さんや体に気をつけたい人が特に気になる3つの疑問に答えていきます。
Q. オーガニックじゃないと意味がないの?
A. いいえ。最優先すべきは「自分に合うこと」と「調理法」です。どうしても気になる品目だけ絞ってオーガニックを選べば十分だと思います。
Q. サプリや漢方は必須?
A. 必須ではありません。不足しやすい栄養や自分に合うものに限定すれば、コストもリスクも抑えることができます!
Q. 外食はダメ?
A. いいえ。選び方次第で十分コントロールできます。和定食やお粥、スープをベースにした店はむしろ味方^^
つまり大事なのは「特別なものを全部そろえること」ではなく、「自分に合う選び方を知っておくこと」。これさえ意識すれば、無理なく続けられる食生活に近づけます。
胃弱生活を整えるステップ
最後に、胃腸の調子を整えるために、誰でも今日から取り入れやすいステップをご紹介します。
普段食べている食事を可視化する
まずは「自分に合う食べ物・合わない食べ物」を知ることがスタート地点です。
食事の内容を簡単にメモし、「このときは体が軽かった」「このメニューは胃が重くなった」と一言添えておきます。
日記アプリや手帳、スマホのメモでも十分。数日〜数週間つけるだけで、自分の体調と食べ物の関係が見えてきます。
平日のランチを自炊に切り替えてみる
いきなりすべてを変える必要はありません。まずは平日のランチを自炊にしてみましょう。
炊飯ジャーやタッパーもいろんな種類が出てきており、
「おかゆ+スープ」「にゅうめん+豆腐」「やわらかご飯+白身魚」など、シンプルな型を2〜3個用意しておくと迷わず作れます。
慣れてきたら週5に増やす、というステップアップがちょうど良いです。
週1回のまとめ買いと下ごしらえ
平日にバタバタしないためには、週末に1時間だけ下ごしらえをするのが効果的です。
鶏肉や魚を下味冷凍したり、野菜スープの素を作って保存したりすれば、平日は温めるだけで完成。
買い物の回数も減るのでつい買いが減り、自然に節約にもつながります。
月末に「薬代・外食費・つい買い」を振り返る
1か月が終わったら、すべてを家計簿にまとめなくてもOKです。
薬代・外食費・コンビニの“つい買い”だけを振り返るだけで十分。
「薬代が減った」「外食費が安定してきた」と効果を実感できると、自然と続けるモチベーションになります。
まとめ
胃弱の人が「何を食べるか」に敏感になるのは、贅沢ではなく生活を守るための戦略です。
確かに一時的には質の良い食材や工夫に出費が増えるように見えます。しかし、体に合うものを優先することで不調を防げば、病院代や薬代が減り、時間や気力といった目に見えないコストまで節約できます。
さらに、外食や自炊を工夫すれば食費は安定し、コンビニでのつい買いや不要な支出も自然に減ります。結果として、趣味や勉強など自分の時間に投資できる余裕も生まれます。
つまり胃弱の人は、「質の良いものを選ぶ節約型の投資家」。無理をせず体を整えることこそ、将来的にもっともコスパの良い生き方だと思っています^^
■参考文献
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